TAKENAKA CORPORATION /masaomi yonezu


K/K

Osaka, JAPAN

February 2004

photo: Akira Ito, masaomi yonezu

concept

大学の施設に増築されたEV棟。既存建物のコアの周りに房上に部屋が取り付く独特な構成を踏襲し、EVシャフトの周りに階段がまとわりつくデザインとして構成的な調和を図った。また、この平面構成は、最小限の面積でEVホールを成立させ、周囲の木立を伐採せずに、EV棟を既存の木立の中に溶け込ませることを可能にしている。階段を上る学生は四季折々の木立のトンネルの中を、既存建築の外壁を間近に見ながら歩みを進め、最上部で学内を一望する見晴台へと至る新たな空間体験をもたらす。また、建物を特徴づけていた4階の中庭空間を残すことはかなわなかったが、既存の屋根を包含するように大屋根をかけることで、当初のヴォイドなイメージを残したまま学生が集まる中心的なスペースとして再生した。