TAKENAKA CORPORATION /masaomi yonezu

A Shadow Figure Building/影法師の建物

Hyogo, JAPAN

September 2005

with Takehiro SHINMURA

concept

建築学科として新設される「影法師の建物/a shadow figure building」は、歴史的近代建築である「甲子園会館」の影のように存在し、相互に関係を結びながら、既存建築物の再評価を促す。■影法師の建物は、「甲子園会館」と同一平面をもち、奥に聳え立つ甲子園会館のヴォリュームを暗示させる。■学生の製図スペースを仕切る構造体を「甲子園会館」へと向かう軸線に沿って配置することで、既存建物に対して視覚的な関係性を形成する。■構造体の襞は、日射を遮るブリーズソレイユとしても機能し、さらに、「甲子園会館×影法師の建物×太陽」が同一軸線上に並んだ時、建物内部が劇的な光で満たされる。このように、新たに計画される「影法師の建物/a shadow figure building」は、既存「甲子園会館」との関係性を強調し、物的、機能的かつ時間的に2つの建物をより深く結び付ける。そして、学生にとっては、修学のスペースであると共に、歴史と未来を結ぶ掛け橋のように、潜在化された「今、その時」が、浮かび上がる場になればと考えている。