p/masaomi yonezu

タナノイス/shelf chair

Oita, JAPAN

July 2001

project for internationl furniture competition 2001in Okawa

size 2280×1176×480

photo: masaomi yonezu

concept

 

物のスケールによって寸法が規定される棚と、人のスケールをもつ椅子では、同じ家具でも随分異なる存在です。前者はモノの世界の住人であり、後者は人の世界の住人であるとさえ言えるでしょう。ここでは、そんなモノのモジュールをもつ棚に、私たちの身体を投じました。本が並ぶ棚板はおしりも支え、掻き込まれた棚板は背中や首を支えます。部屋の片隅で、通常対面関係にある「モノとヒト」が並列されます。棚と人との境界はあっけなく破壊され、身体化された棚は、まるで小さな建築のようでもあります。そしてふと思います。実は、スッポリと収まった私の身体こそがモノ化してしまっているのではないのか。「私の棚」が浮かびあがらせる世界は、身体化した棚なのか。それともモノ化した身体なのか…