TAKENAKA CORPORATION /masaomi yonezu

TAKENAKAデザイン展 2006大阪/TAKENAKA DESIGN EXHIBITION 2006 OSAKA

Osaka, JAPAN

July-August 2006

project for 竹中デザイン展

concept

ユニークネス

建築もユニークであることが大事だと思う。ユニークであるということは、決して、不真面目であることを意味しない。そこでは、徹底的に真面目に問題に取り組んでいるがゆえに浮上してきた「現実の表現」が、我々が無意識に従属している社会的な制度や、文化体系といった枠組みを逆照射し、一種の微笑ましさとして定着するのである。ユニークネスは、最新技術を賛美するようなメッセージの方向性とは異なり、多様な価値観が共存する現代社会に対して、等身大の批評を持ちえる一つの手段である。つまらないものでも、ちょっと見方を変えると、霧が晴れたように面白いものとして見えてくることがある。凡庸なものでも、突如として力をもつこともある。建築におけるユニークネスは、徹底した観察と分析を通して、社会に対して様々な水準での小さな閃きを与え「開かれた都市の観察眼」として社会的にも重要な役割を演じる事ができるのではないかと考えている。